股関節を鍛えるのに最も基本となるトレーニングは?
股関節を鍛えるのに最も基本となるトレーニングは歩行です。
いつでも始められますね。
歩くというのは股関節だけの働きではなく
足部⇔膝⇔股関節が相互に連動して動いています。
身体は脳からの指令で動きます。
歩行がトレーニングとして効果を上げるには
それぞれの関節の動きが上手にバトンタッチ出来ること。
しかし、それぞれの関節に歪みがある場合には、歪みの矯正に効果的なエクササイズが必要です。
歩行周期の中で股関節は1回だけ屈曲(曲がる)伸展(伸びる)します。
着地時に通常のスピードで約40度曲がり、後ろ足のつま先が離れる時、
約10度伸びます。
膝の関節は少し複雑な動きで1歩行の中で2回曲げ伸ばし運動が起こります。
つま先が地面に引っかからないようにするため膝が曲がり
次に足がついた後、ほんの少しだけ膝が曲がり衝撃を吸収します。
足部の関節の動きはさらに複雑。
足には沢山の関節があり、地面の形をとらえて歩行を調整しています。
沢山の関節がありいろいろな動きがでる反面、いろいろな変形を起こしやすいです。
非対称な歩行は足にダメージを与え外反母趾などの変形を生じやすくなります。
股関節を鍛えるためのトレーニングとしての歩行は
骨のラインが整っていてること。
足部~膝~股関節のバトンタッチが上手に働くこと。
上記の条件が整うことで効果が倍増します。